週末は、また雪が降りましたね。
記録的な大雪の影響で、集落の孤立や車両の立往生など
各地で被害が発生しました。
皆様は大丈夫でしたか?


我が家では落雪により車の屋根がヘコみました。
同時に私の気持ちもヘコみました・・・。


雪も降り、ますます寒さが身にしみる季節です。
健康には十分注意して頂ければと思います。
体調がすぐれない時にお世話になる医療機関
今回は医療費控除のお話です。


医療費控除は所得控除のひとつで、控除を受ける際には確定申告をする必要があります。
年末調整では控除する事はできません。
この所得控除によって、所得税・住民税の負担が軽減される事になります。
医療費控除の還付申告は5年まで、さかのぼることができます。


自分や家族のために支払った医療費の実質負担額が1月〜12月までの1年間で10万円
(所得金額が200万円以下の方の場合は「所得金額×5%」)を超えた場合に
その超えた金額をその年の所得から差し引く事ができます。
控除できる金額の上限は200万円です。


医療費控除は、生計を一にしていれば家族分の医療費を合計できます。
医療費控除の対象者の範囲は本人、そして本人と「生計を一にする」
配偶者、そのほかの親族です。


また、生命保険等から受け取った入院給付金などがある場合は
支払った医療費の金額から差引きます。


【医療費控除の計算方法】

1月から12月までに支払った医療費−10万円(または合計所得金額の5%)
のいずれか低い方−受け取った入院給付金=医療費控除額となります。


医療費控除の対象になるかの判断は、「治療のためかどうか」という点です。
美容目的のものは対象外となります。
国税庁のホームページに医療費控除に関するページがございますので
参考にして頂ければと思います。



加藤 武