4月1日より消費税率が5%から8%になりました。
事業者の皆様は、消費税増税への対応は無事終わりましたでしょうか?


飲食店の事業者様におかれましては、メニュー表示の金額を変更しなければなりませんし
そもそも税抜表示にするのか、税込表示にするのか悩んだかもしれません。


また券売機やレジスターを導入している事業者様は、税率変更の設定費用がかったりと
法律で決まった事で、仕方ないことではありますが
時間、労力、費用がかかり、事業者の皆様は大変お疲れ様でございました。


今更ではありますが。。。消費税増税のポイントを説明しますと
消費税が5%になるのか8%になるのかの判断は
原則、「物の引き渡しやサービスの完了の日(=仕事が完了した日)」が
3月31日以前であれば5%、4月1日以降であれば8%となります。
したがいまして、仮に3月31日以前に契約や受注があっても
4月1日以降の納品、サービスの提供であれば8%になります。
また、請求書の日付や入金日も関係ありません。


ただ、経過措置の規定等も様々ありますので
詳しくは当事務所にご質問頂きますよう宜しくお願いします。


話は変わりますが、皆様が日常使用している電卓。
電卓の消費税率変更の設定を忘れてないでしょうか?
カシオやシャープの電卓をお使いの方がほとんどだと思われますが
各社のホームページに変更方法が公開されておりますのでご確認ください。


安倍晋三首相は1日、消費税の増税にあたって
「景気や国民の生活、暮らしにしっかりと目配せをしながら、必要な対応は行っていきたい」と会見されました。


消費税増税による景気失速が懸念されておりますが
政府として経済対策に全力を挙げて頂きたいものです。



熊澤