2014年07月25日
前回のウイークリーに引き続いて
今回も補助金についてのお話しです。
新ものづくり補助金について
簡単にまとめてみました。
【予算はどれくらいなの?】
平成25年度補正予算で
「ものづくり、商業、サービス革新補助金」(新ものづくり補助金)に
1,400億円の大型予算が組まれています。
【何に助成してくれるの?】
補助金対象事業は、以下のの3事業類型に分類されており
原材料費、機械装置費、試作品・新サービス開発にかかる経費(人件費を含む)が
対象となります。
@成長分野型…「環境・エネルギー」「健康・医療」「航空・宇宙」の分野で設備投資必須
A一般型…設備投資必須
B小規模事業者型…設備投資不可
【いくらまで補助してくれるの?】
補助上限額は以下のとおりで、補助率は全て2/3です。
@成長分野型・・・1,500万円
A一般型・・・1,000万円
B小規模事業者型・・・700万円
【補助金申請の採択率(合格率)は?】
これはものづくり補助金ではなく
創業補助金の採択率ですが
平成25年の採択率は以下のとおりです。
●第1次 前半:87% 後半:87% ※申請数は600程度と少ない
●第2次 前半:85% 後半:79% ※申請数は2,500程度で、前後半で多少差が出ている
●第3次 前半:56% 後半:27% ※申請数は1万件超で、前後半で倍以上の差がでている
上記データから、早めに申請することが重要であることがわかります。
【採択されるための申請書の書き方は?】
●まずは公募要領をしっかり読み込む。
●誰もが理解できるような内容にすること。
●目で見てすぐわかるように、イラストや写真を使う。
●自社の技術力や優位性をアピールする。
●それによってもたらされる売上数値目標との整合性がとれている。
国は環境等の成長分野、革新的な取り組みにチャレンジする中小企業を
補助金という形で支援しておりますので
これを積極的に活用して、貴社のビジネスを加速させましょう!
補助金・助成金に関するご相談お待ちしております。
出典:戦略経営者2014年5月号(株式会社TKC)
「ミラサポ」ホームページ
熊澤