6月末に横浜市による社会福祉法人立の保育所施設検査
7月末に東京都による学校法人立の認定こども園の保育所部門の
施設検査で、会計部門の立会いをさせて頂きました。


結果は優秀なもので、日頃から子どもを預かる立場の施設の方の
努力を強く感じました。


2〜3年周期で検査は実施されますので頻度としては高いですが
保育所施設の運営・保育・会計が適切に行われているかを
定期的に所轄庁から検査される事によって施設全体が一層
引き締まる意味での効果は高いと思います。


さて、保育所の資金使途には様々な要件が設けれらており結構
複雑で難しいので、当事務所に於いてもすべての職員の制度の
理解と情報の共有化を目的として、厚労省発299号通知の内容を
中心とした所内研修を設けさせて頂きました。


弾力運用について、各種積立金の利用、前期末支払資金残高の
取崩しや、当期末支払資金残高の上限などの研修資料を作成
しましたので、自分自身も改めて再確認出来たという意味で
良い勉強になりました。


平成27年4月から子ども・子育て支援新制度が本格的にスタート
します。報道でも指摘されている通り様々な問題点があるよう
ですが、施設の管理・運営・サービスの質を維持しつつ、更に
良い制度になる事に期待します。



菅原 裕之