こんにちは。熊澤会計の熊澤です。


私ども熊澤会計は、積水ハウス町田支店様と業務提携をしておりまして、不動産を所有するオーナー様に対しまして、所有不動産の有効活用について、積水ハウス様と共同でオーナー様にご提案する業務を行っております。また、勉強会等を通じて税制・不動産に関する情報交換を行っております。


今回の熊澤会計ウイークリーは、実際に積水ハウスさんがセミナーで使用されたレジュメをもとに、住宅取得に関する補助金制度のお話をしたいと思います。


●住宅版エコポイント制度●


簡単に説明しますと、省エネ効果の高い「エコ住宅の新築」や「エコリフォーム」を行った方に対して、一定のポイントを発行し、これを商品券と交換したり追加工事の費用に充てることができる制度です。みなさんもご存じの家電エコポイントと同じような制度です。


「エコ住宅の新築」は1戸あたり30万ポイント(30万円相当)のエコポイントが発行され、「エコリフォーム」の場合は、窓、外壁、屋根、天井、床の断熱改修工事を行った場合に、それぞれの工事内容に応じて最大で30万ポイントが発行されます。


「エコ住宅の新築」についての補足ですが、これは一戸建だけではなくアパートなどの共同住宅もポイント発行の対象になります。ですから、例えばエコ住宅に該当する6世帯のアパートを新築した場合、30万ポイント×6世帯=180万ポイントももらえます。共同住宅ですと、かなりお得感ありますね。これを外構工事なんかに充てれば建築費用を抑えることができます。


なお、住宅版エコポイントは、対象となる期間が決まっており、また、予算1,000億円で組まれており、予算が無くなり次第終了となりますのでご注意ください。


●太陽光発電の補助金制度●


太陽光発電は昔からあったような気がしますが、イニシャルコストが高くあまり普及していなかったイメージがありました。現在では積水ハウスさんやシャープさんのCM等で頻繁に見たり聞いたりするようになりました。この太陽光発電にも補助金制度があります。


町田市の例ですが、3キロワットの太陽光発電を搭載した場合


太陽光機器代 150万円
国からの補助金 ▲21万円
都からの補助金 ▲30万円
市からの補助金 ▲9万円


ということで、150万円−21万円−30万円−9万円=90万円が初期費用となります。


3キロワットの太陽光発電機を搭載した場合、年間の電気代を約106,000円削減できますので、90万円÷106,000円=約8.5年で機器代を回収することができる計算になります。氷河期でもやってこない限り(笑)


●燃料電池エネファームの補助金●


こちらもテレビやラジオのCMでよく見聞きするようになった、東京ガスの「エネファーム」。簡単に仕組みを説明すると、都市ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させ、電気を作り出します。そして、その際に発生する熱で、お湯も同時に作り出します。この燃料電池エネファームにも補助金制度があります。


こちらも町田市の例ですが


エネファーム機器購入代 300万円
従来給湯器代 ▲30万円
国の補助金 ▲130万円
積水ハウス「CO2オフ住宅特別値引」 ▲100万円


よって、300万円−30万円−130万円−100万円=40万円が初期費用になります。


エネファームを設置した場合、年間の電気代を約63,000円削減できますので、40万円÷63,000円=約6.5年で機器代を回収することができます。



また、話は変わりますが、住宅取得に関する税制の優遇措置についてお話しますと


・最大で600万円の減税を受けられる「住宅ローン減税」
・平成22年度の税制改正「住宅取得資金の贈与の非課税限度額の引上げ」


などがあります。詳細はいずれ熊澤会計ウイークリーでご紹介できればなあと思っています。


このように各種の補助金制度、税制の優遇措置がありますので、地球に優しいエコな住宅は、購入時のイニシャルコストは高いですが、20年後、30年後の将来を考えた場合、環境的にも、経済的にも買いなのかもしれません。ただ私自身は、住宅に関して「賃貸派」ではあるのですが(苦笑)


熊澤斉


※参考データ/積水ハウス町田支店 石井様 提供