こんにちは。熊澤会計事務所の小畑です。


猛暑日が続き辛い毎日ですが、みなさんいかがお過ごしですか。
通勤だけでどっと疲れてしまいますよね。


室内でも熱中症になることがあるらしいので、冷房を上手に使って体調を崩さないよう気をつけてください。


それでは、今日はちょっとお得な付加年金についてお話したいと思います。


付加年金とは、自営業者などが国民年金に上乗せできる年金です。定額保険料に付加保険料(月額400円)を上乗せして納付すると、老齢基礎年金に付加年金が上乗せされます。


付加年金(年額)は「200円×付加保険料を納めた月数」で簡単に計算できます。


例えば、付加保険料を10年間(120ヶ月)納めたとします。
400円 × 120ヶ月 = 48,000円



1年間で受け取る付加年金は、
200円 × 120ヶ月 = 24,000円


つまり、年金を2年間受け取ると元が取れるということで、額は少ないですが長生きすればするだけお得ですよね。付加年金を納めることが出来るのは、国民年金を納付している方のみなので、残念ですがサラリーマンの奥様(第3号被保険者)は加入できません。


また国民年金基金に加入している方、厚生年金や共済年金等に加入している方も付加年金に加入できませんのでご注意ください。


小畑 智実